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マンパワー フジワーク グロップ

Vol.11

盛り上がったマニラ講演会とパーティ

2015年12月8日

  「パワーポイントによる技能実習法案の説明はわかりやすかった」、「こうしたガイドラインがほしい」――。
  11月25日午後、マニラのパンパシフィックホテルで開かれた講演会の終了後、このような声が受講者たちから聞かれました。講演会後の懇親会も盛り上がり、日本側の視察団23人と地元のJEPPCAの会員たちが和やかに交流しました。
  筆者の講演の序盤は、今年1月末にマニラ市内の大学の就職希望学生向けに講演した「日本講座」(パワーポイント)によって、人口減少の日本が抱える労働者不足の現状と対応策を駆け足で紹介しました。その後、本題に移り、次期通常国会で成立が見込まれている技能実習法案の概要を説明。その中でも新規に職種追加される介護実習のガイドラインを紹介しました。以下、「職種追加の3条件」、「業務の内容」、「コミュニケーション能力」の3つに関心が集中しました。

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【職種追加3条件】
  • ①介護が「外国人が担う単純な仕事」というイメージを与えないこと。
  • ②外国人に対して日本人と同様に適切な処遇を確保すること。
  • ③利用者の不安を招かないようにすること。

【業務内容】
  • ①身体介護(入浴、食事、排せつなどの介助)。
  • ②身体以外の支援(清掃、洗濯、調理)。
  • ③その他(お知らせなどの掲示物の管理など)。

【コミュニケーション能力】
  • 入国時の実習1年目→N4程度の能力、2年目はN3程度が必要。
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  筆者は、今回の法案について前向きに評価していると述べました。技能実習が制度化された1993年はバブル景気の崩壊時でした。そのため、新生技能実習はその後20年以上にわたって“安い賃金で外国人を雇える”という誤解を生んでしまったと言って過言でありません。法令によって技能実習制度をきちんとした仕組みにすることは評価に値すると確信します。
  とりわけ、介護実習は閣議決定されており法案の中でも目玉の1つと言えるでしょう。マニラ講演会の中でその点を強調し、約100人の受講者たちは熱心に聞き入りました。

  講演会後、地元の人気キャスターによるTVインタビューを受けました。有力日刊紙でもある「日刊まにら新聞」は講演会の模様をフロントページで掲載するなど、ちょっとしたフィーバーでした。

  講演終了後、日本向けに人材を送り出すJEPPCA会員と日本の視察団の約100人が名刺を交換するパーティが盛大に行われました。このようなオープンな交流は初めてであり、日比両国の人材ビジネスは今後着実に実ることを期待しています。

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エーピーシーズ ポーターズ株式会社 ORDIA


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