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Vol. 32

技能実習法案Q&A−《その2》

技能実習法が11月18日成立

2016年11月21日

Q. 技能実習法が成立しましたが、その後に予想されるスケジュールを教えてくれませんか?
A.
国会議員や厚生労働省へのヒヤリング、それに労働者派遣法の施行など過去の経験をもとに、国会審議とその後を予想してみます。成立後のスケジュールは以下の通りです。

  1. 法案が国会で成立するとおよそ1カ月以内に新法が公布されます。法令の施行日は公布から1年以内です。公布と同時に公表されます。
  2. 新法公布と同時に技能実習事業を指導監督する技能実習機構が正式に発足します。
  3. 同機構本部はただちに地方組織の整備に着手して、2017年4月までにそれを完了させることになります。
  4. 地方組織の整備が完了する4月半ば又は5月のゴールデンウイーク後から技能実習本部と地方組織が新法の概要と施行規則などについて説明会を開催します。その後に技能実習事業の許可申請を受け付けることになるでしょう。申請が受理されると審査が行われます。許可証が交付されるのは最短で2カ月ほどを必要と言われています。

Q. ずいぶん時間がかかりますね。
A.
新法施行時は申請書類の審査に慎重になるのは当然です。30年前に施行された労働者派遣法による許可申請の時もそうでした。許可証が交付されるまでに3カ月くらいかかったものでした。今は2カ月で交付されています。
  ですから、技能実習協同組合や企業単独で技能実習事業を行う予定の大手企業に対して許可証が交付されるのは、どんなに早くても7月半ばから8月末頃になると予想されます。

Q. それからどうなりますか?
A.
許可証が交付されてから技能実習生候補者の募集が始まります。交付以前にそれを始めることは違法です。

  募集、採用面接、現地の日本語研修、渡航手続きなど必要な時間を含めると、外国人技能実習候補生たちが来日して実習に就くのは早くて12月以降になるだろうと予想します。
  つまり、技能実習法案が国会で成立してから技能実習候補生たちが来日するまでに約1年を必要とするというわけです。


エーピーシーズポーターズ株式会社ORDIA



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